ガネーシャはインドの神です。
商業と学問の神とされています。
ガネーシャは、ゾウの頭と四本の腕をを持つ神として、描かれています。
ガネーシャは元々は人間の頭をしていましたが、象の頭となった由来として、以下のような神話が知られています。
ガネーシャは、母パールヴァティーの命令で、覗きが出ないよう浴室の見張りをしていました。
そこに父シヴァが来たのですが、ガネーシャはそれをシヴァとは知らず、母の命令どおりに入室を拒みました。
激怒したシヴァはガネーシャの首を切り落とし、遠くへ投げ捨ててしまいました。
さて、その後パールヴァティーに会ったシヴァは、首を切り落としたのが自分の息子だったと知りました。
シヴァは、投げ捨てたガネーシャの頭を探す旅に出かけましたが、結局、息子の首を見つけることはできませんでした。
そこでシヴァは、旅の最初に出会った象の首を切り落として持ち帰り、ガネーシャの頭として取り付けて、ガネーシャを復活させました。
象頭の姿がインパクトがあるためか、インドの神の中では、世界中でその姿がよく知られています。