ラクシュミ(吉祥天)

<人物>

ラクシュミはヴィシュヌの妻の女神です。
 美と豊穣と幸運を司ります。
 日本では、吉祥天として知られています。

<エピソード>

ラクシュミは、ヴィシュヌの妻として知られる女神です。

 しかし、日本では、むしろ「吉祥天」として七福神の補欠的メンバーとして親しまれています。
 吉祥天は、仏教で鬼子母神の娘・毘沙門天の妃または妹とされています。
「寿老人」と「福禄寿」が本来は同一の神である為、寿老人が外されたときには吉祥天が入ります。

 しかし古来は、七福神の紅一点は弁財天ではなく、吉祥天だったともされています。
 メンバー交代となったのは、庶民には、貴族的でゴージャスなイメージのある吉祥天よりも、楽器を持つ弁財天の方が好まれたためであったようです。



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