サラスヴァティーは、四本腕の女神です。
芸術、学問などを司ります。
日本では、弁才天(弁天・弁財天)として親しまれている神です。
サラスヴァティーは、4本の腕の1組に琵琶に似た弦楽器を持つ女神の姿として、よく描かれています。
インド神話上では、創造の神・ブラフマーの妻とされます。
さて、サラスヴァティは、「弁才天」として仏教に取り込まれ守護神とされ、更に日本の神道でも祀られるようになりました。
日本ではやがて「弁財天」とも表記されるようになり、そこで財産の神様としての性格も持つようになりました。
また、吉祥天に代わり、現在では七福神の一員としても良く知られています。
七福神の紅一点の為か、人気があり、弁才天を祀る神社仏閣は全国に存在します。