ダビデ王

<人物>

ダビデは、古代イスラエルの2代目の王です。

 ダヴィデ、ダヴィドと呼ばれ、旧約聖書の『詩篇』の作者とされています。
 イスラムにおける預言者のひとりでもあります。

<エピソード>

紀元前1000年ごろ実在したとされる人物で、ユダ族のエッサイの8人兄弟の末子といわれています。

 人物像としては、「琴が上手で勇士であり、戦士です。ことばには分別があり、体格も良い」と聖書には書かれています。

 もともとは羊飼いとして生まれましたが、信仰に篤く、古代イスラエル初代の王はサウル王のもとで働くことになり、のちに2代目の王となりました。
 聖書の世界では、石つぶてで巨人ゴリアテを倒した、英雄としてのエピソードが有名です。

 なお、英語でよくある名前のデイヴィッドはこの名前が由来となります。
 また、現在のイスラエルの国旗にもある「六芒星」のマークは、「ダビデの星」とも呼ばれ、ユダヤ教・ユダヤ民族の象徴となっています。



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