ポセイドンは、ギリシア神話の海を司る神です。
ポセイドーンと呼ばれることもあります。
クロノスとレアーの子で、ハーデスの弟で、ゼウスの兄でもあります。
オリュンポス十二神の1柱です。
ポセイドンは、三叉の鉾(ほこ)を持つ、荒々しく怒りっぽい海の神として知られています。
地震や津波は、ポセイドンの怒りによって起こるとされています。
一方で、色々な海の生き物、さらには馬を創造したともされています。
また、ゼウス同様にポセイドンも相当な恋愛遍歴を重ねており、多数の子がいます。
妻アンピトリテとの間の子として、トリトン、ロデー。
エウリュアレとの間にはオリオン、ガイアとの間の子としてカリュブディスが知られています。
しかし、ロマンティックな恋愛エピソードは、ほとんど伝えられてはいません。
「大地を揺るがすもの」として人間に恐れられたポセイドンは、現代でも漫画やゲームなどの創作によく出てきています。